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2007年5月19日のブックマーク (3件)

  • 「”今”を薄めたい時」と「”今”を濃く生きたい時」

    今を薄めたい時、それは流行に進んで流され、誰でもやっていると 思うことをしたいという衝動に襲われる時。 テレビのバラエティ番組を話題にし、「テレビに騙されている」部分もあることを 知りながらも、自分から進んで騙されていることを喜びに感じるM的な自分。 今を濃く生きたい時、それはひたすらマニアックなことを求め、 誰も知りえなかった答え・結論に辿り着きたいという衝動に襲われる時。 自分がこだわったことに対しては、誰にも負けないくらい求めたいという。 好きなものに対しても、批判をすることで好きだということを確認するS的な自分。 ここ最近の自分はSだった。が、突然、Mになりたい衝動に襲われてきた。 今の仕事ではS的な部分(マニアックな自分)が評価されている部分があるので、 さてどうしようか。

    「”今”を薄めたい時」と「”今”を濃く生きたい時」
  • 幅のこと

    高校生の頃、存在感のないデブがいた。 容姿も成績も、何もかも中庸。 話題に上ることもなく、嫌われることもなく。 空気と呼ぶにはあまりにも希薄なその存在は、 ただ「幅」として、クラスに存在し続けた。 その在りようのまま「幅」と呼ばれたその男は、 たぶん要領だけは抜群に良かった。 フォローが完璧すぎる人間は、しばしば誰からも意識されない。 傍から見ると、彼は何も為していないようにすら見えた。 みんなから慕われたり、畏れられたりするには 「最善であること」はむしろ有害で、「次善」を目指さないといけない。 「幅」がもう少し要領が悪かったのなら。もう少し口汚かったなら。 あるいはその幅が、机をはみ出して教室の通路をふさぐぐらいに大きかったなら。 幅は幅としてでなく、太った同級生の一人として、みんなの記憶に残ったのかもしれない。 同窓会に「幅」は来なかった。 恐らくは来なかったのだと思う。話題にも上ら

    幅のこと
  • 結婚したがらない男が増えている

    http://love6.2ch.net/test/read.cgi/ex/1177905241/l50 335のコテハン以降、かみ合わない議論が続く。 結婚した人が、結婚したくない人の価値観を否定するのは、結婚したという選択肢をとった自分の人生を否定されているような気になるからだろうか、というレスがあったが、そういう部分もあるのかもしれないなと思う次第。

    結婚したがらない男が増えている