定額給付金の支給に合わせて、NPO80団体が18日、寄付の受け皿となる「定額給付金基金」を創設した。6月末までの期間限定で、「子供をささえる」「教育を考える」「自然をまもる」など17の活動分野を選んで寄付できる。 「信頼できる寄付先を」という声に応じたもので、NPOを支援するNPOである「チャリティ・プラットフォーム」(佐藤大吾理事長)が事務局を担う。18日には特設ホームページ(HP)を開設。そこからクレジットカード払いなどで寄付する仕組みになっている。銀行振り込みも可能だ。 HPでは参加団体による活用方法も見ることができる。「1万円で大規模災害時に1人10日分の食事が用意できる」(シビックフォース)、「1万2千円で、1カ月間1.5世帯の1人親家庭の子育てと仕事の両立を支援できる」(フローレンス)といった具合だ。寄付金の9割が参加団体に配分され、1割は事務局に回る。 呼びかけ人の1人