読売新聞社は15〜16日、衆院選結果に関する緊急全国世論調査を実施した。 与党の自民、公明両党が圧勝した選挙結果を「よくなかった」と思う人は46%で、「よかった」の38%を上回った。自民党の獲得議席数については「もっと少ない方がよかった」が55%と過半数を占め、勝ち過ぎだと見る人が多かった。 自民党が圧勝した理由は、「ほかの政党よりましだと思われた」が65%と最も多く、民主党など野党の力不足によるものだとの見方が強かった。争点となった経済政策が「評価された」との回答は7%にとどまった。 民主党の議席については「もっと多い方がよかった」が45%。民主党が伸び悩んだ理由は「信頼が回復していなかった」が61%で最多だった。維新の党など第3極の政党が議席を伸ばせなかったことを「よくなかった」とする人は62%。自民党に対抗できる野党が「必要だ」とする人は82%に上った。「1強多弱」の政治状況が