埼玉県和光市の施設で、中国・武漢からの帰国者を受け入れる業務に携わっていた内閣官房の男性職員が死亡し、警察は自殺とみて調べています。 1日午前10時すぎ、埼玉県和光市にあり、中国・武漢からの帰国者が宿泊している国立保健医療科学院で、宿泊者から「ドサッという音がして、外を見たら人が倒れている」と119番通報がありました。 警察が駆けつけたところ、警視庁から内閣官房に出向している37歳の男性職員が敷地内で倒れていて、搬送先の病院で死亡が確認されました。警察によりますと、男性職員は先月31日から泊まり込みで武漢から帰国した人たちの受け入れ業務に携わっていたということで、特に変わった様子はなかったということです。 警察は、男性職員が飛び降り自殺をしたとみて、動機や当時の状況などを詳しく調べています。