インターネットショッピングモールの「楽天市場」で開催されたプロ野球・楽天の日本一記念セールで不当表示があったとされる問題で、楽天は7日、二十数店舗の約1千点の商品で割引率を大きく見せるような不適切な表示があった可能性があると明らかにした。 セールは「日本一大セール」と銘打ち、3日夜から7日午前2時まで行われ、星野仙一監督の背番号にちなんだ「77%割引」が目玉商品だった。 楽天によると、楽天市場に出店している約4万2千店の約2割にあたる約8千店あまりが参加。事前に商品を登録し、楽天の審査を通ったものだけが売られるはずだったが、審査を通っていない商品が売られていたという。 一部の店は、「シュークリーム10個で通常1万2千円の商品を、77%割引の2600円で販売」とうたっていた。現在、不当表示をした可能性のある二十数店舗については、一時的に店を閉じさせたという。 7日の決算会見で、三木谷浩史社長