ハッブル宇宙望遠鏡で撮影した銀河団「エイベル1689」。同銀河団の中に、塵(ちり)を大量に含む小型の銀河があることがわかった。(PHOTOGRAPH BY NASA, ESA, THE HUBBLE HERITAGE TEAM (STSCI/AURA), J. BLAKESLEE (NRC HERZBERG ASTROPHYSICS PROGRAM, DOMINION ASTROPHYSICAL OBSERVATORY), AND H. FORD (JHU)) 初期宇宙を研究している天文学者の国際チームが、「あり得ない銀河」を発見した。 『Nature』誌に先日発表された論文によると、この小型の銀河はビッグバンが起きてからわずか7億年後に形成されたもので、これほど若く小さな銀河としては考えられないほど多くの塵(ちり)を含んでいるという。 銀河の形成過程に詳しいアリゾナ大学のダニエル・マロー
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