本日付けでホットワイアードに掲載された、南優人さんの記事「米アマゾン、本をページ単位でばら売りへ」についてコメントすべきことが多々あるのですが、今日は他の用事があって詳しく書けません。また明日にでも今日のエントリーに書き加えます。(H) *** 11月5日追記。 さて、本のページ単位のばら売りについて。版元ではなく書店からこうした潮流が起こったことは、おそらく歴史的に特筆すべきことだと思う。読者の便宜を考えればこうしたサービスはあってもおかしくない。なのに、出版社サイドはなぜこうしたサービスに先鞭をつけなかったのか。 たとえば雑誌のコンテンツをオンラインで有料提供するということは出版社はやってきたけれども、書籍のコンテンツのばら売りはやっていない(いや、私が知らないだけかもしれない*1)。販促のための無料の「部分立ち読み」は推進してきたけれども、ページ単位で売るという発想とは違う。 ページ