このブログで書いてきたとおり、私は40才目前にマンガを読み出した公共図書館員です。公共図書館の「マンガ」という資料に対する扱いが、私が図書館学を学びはじめた90年代前半と基本的に今も変わっていないことに愕然としています。 そのことに触れる前に私がマンガを読み出してわかったことを書いていきます。「イキガミ」読了後私は「ブラックジャックによろしく」+「新ブラックジャック・・・」をこの間に読みました。このマンガを通じて現実ではないということも十分理解していますが、さまざまな職業のマンガを集めれば、進路指導や職業指導に使えるのではないかと考えました。だけど全く資料として入っていないんですよね。こんなことを考えたのは大学卒業後の大学の研究室での教授や女子学生との会話を思い出したからです。私は卒業後1年間就職浪人をして土日は図書館員、夜は本屋でアルバイト、昼は研究生兼大学助手のアルバイトをしていました