Bluetoothによるワイヤレス機能を持つモバイル機器が急速に普及するなか、ユーザーはこの技術が抱えるセキュリティ上の脆弱性について知る必要があると、Symantecの幹部が警告した。 調査会社InsightExpressが実施した調査によると、モバイル機器ユーザーの73%が、携帯電話やBluetooth対応ノートPCなどのモバイル機器を危険にさらす可能性があるセキュリティ上の問題について、十分な知識を持っていないことがわかった。こうしたユーザーにとっては、「ブルージャッキング(bluejacking)」や「ブルースナーフィング(bluesnarfing)」、さらには「ブルーバギング(bluebugging)」といった用語など、おそらく聞き慣れないものだろう。 「ほかにもさまざまなサービス拒否(DoS)攻撃(を仕掛けるため)の方法がたくさんあり、ユーザーの会話を盗み聞きすることさえ可能に