10日午後、東京・港区にあるオフィス街の歩道橋にハチが大量にいるのが見つかりました。けが人などはおらず区は、駆除はしない方針で静かに見守ってほしいと呼びかけています。 ハチは縦が30センチほど横が70センチほどの範囲でびっしり集まっていて、歩道橋の上には『ハチがいます。通行時は十分ご注意下さい』という表示とともにカラーコーンやポールを使って通行人が近づかないよう交通整理が行われています。 ミツバチの生態に詳しい国立環境研究所の坂本佳子主任研究員によりますとハチは「セイヨウミツバチ」とみられこの時期に、女王蜂と多くの働き蜂が移動して新たな巣を作る「分蜂」と呼ばれる習性があり、それが今回の大量発生の原因とみられるということです。 港区は駆除はしない方針で「むやみに近づいたりせず冷静に見守ってほしい」呼びかけています。 ミツバチの生態に詳しい国立環境研究所の坂本佳子主任研究員は「セイヨウミツバチ