ハマスの襲撃を受け、イスラエル南部の音楽祭会場に放置された焼け焦げた車両(2023年10月10日撮影)。(c)JACK GUEZ / AFP 【6月25日 AFP】昨年10月7日のイスラム組織ハマス(Hamas)によるイスラエルへの越境攻撃の際に死亡した犠牲者の家族がこのほど、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が攻撃をほう助したとしてフィリップ・ラザリニ(Philippe Lazzarini)事務局長らを相手取り米ニューヨークの裁判所に提訴した。 訴状によると、家族側はUNRWAについて、「10月7日の攻撃までの10年間、ハマスが攻撃に必要とするテロのインフラと要員を増強するのを支援してきた」と指摘。具体的には、「ハマスが武器や爆発物などテロに使う物資を密輸入するのに必要な資金に充当するため、米ドルを現金で意図的に提供した」と主張している。 家族側はニューヨークで提訴したことにつ