2017年10月4日のブックマーク (1件)

  • データ分析の結果に現場は無関心、大阪ガスの苦闘

    「いい分析結果が出たのに、現場で使ってもらえない」「話すら聞いてもらえない」──。 データ分析の結果を「人の勘と経験よりも優れた意思決定の手がかりを提供できる」とビジネス部門に説明しても、なかなか首を縦には振ってくれない。現場にはプライドがあり、長年自分たちが運用してきた業務プロセスを簡単に変えようとはしない。まして、業務を知らない“よそ者”から「改革しよう」と言われても、簡単には受け入れられない。それが現実である。 データ分析に定評がある大阪ガスでも、データ分析の結果をビジネス部門に受け入れてもらい、現場の意思決定や業務プロセスに組み込んで活用してもらえるようになるまでには、かなりの時間と工夫を要する。 パワーポイントで分析結果の数字やグラフだけ見せても、現場の担当者はピンと来ない。報告会の場で「すごいね!」と賛辞の言葉をかけられても、それでおしまい。現場の業務や行動が変わる保証はない。

    データ分析の結果に現場は無関心、大阪ガスの苦闘