崩壊したトンネル上部から縦穴を掘削するために現場に運び込まれる機械。インド・ウッタラカンド州ウッタルカシで(2023年11月25日撮影)。(c)Arun SANKAR / AFP 【11月26日 AFP】インド北部ウッタラカンド(Uttarakhand)州で12日に起きた建設中のトンネルの崩落事故で、救助隊は25日、トンネル内に閉じ込められている作業員41人を救出するため、縦穴の掘削作業を開始した。 ウッタラカンド州のプシュカル・シン・ダミ(Pushkar Singh Dhami)首相は同日、深さ約90メートルの縦穴の掘削作業が始まったことを確認した。崩落現場上部からのアクセスについては、作業にリスクが伴う。 救助隊は当初、約60メートル分の厚さの土砂と岩に、人が通れる太さの鋼管を水平に打ち込もうとしていた。だが当局によると作業員のいる場所まで9メートル地点で掘削機が硬い障害物にぶつかり、