ブックマーク / www.fic-tion.com (27)

  • なんだろな | fic-tion world

    「ただいま~」僕が学校から家に帰るとリビングで美姫さんとお兄ちゃんが何やら深刻そうな顔をして話をしていた。 「あっ、おかえりショウ。」と美姫さんとお兄ちゃん。僕の顔をチラリと見たらまた2人で話をはじめた。 美姫さんの深刻そうな顔なんて、身体に悪い。 僕は、大急ぎで自分の部屋にランドセルを置き、手洗いうがいをしてリビングに向かう。 「どうしたの?」と僕が聞くと 「いい所にショウが帰ってきたよ。ショウは、掛け算は出来た方がいいと思う?」とお兄ちゃんが聞いてきた。 会話が平行線だ。まぁ、いいか。 「掛け算は出来た方がいいんじゃないの?」と僕。 「そうか…。」とお兄ちゃんは言い、ノートに【掛け算】と書いた。 僕はそのノートをのぞき込む。 【義務教育は中学校まで】とノートの上にデカデカと書いてあった。 その他にも【漢字は、小学校まででOKか、ショウに確認する】とか【昼寝は一日何回までOKか。母さん→

    なんだろな | fic-tion world
  • ゲーム規制にものもうす? | fic-tion world

    ぼくんちは、ゲームの時間制限が無い。でも、みんな1日1時間だとか決まっている事が多い。 この前もニュースでゲーム時間の制限の話をしてた。 「美姫さん、うちは何でゲームの時間制限ないの?」と僕が聞く。 すると、美姫さんが怪訝な顔をして「えっ? なんでゲームに制限時間しなきゃいけないの?」と聞き返してきた。 「依存症になったりとか、勉強に差し支えがあるとか、トラブルになりやすいとかかな?」と僕が言うと。 「あぁ、それね。」と美姫さん。 「“それ”って?」と僕が聞くと 「大人がね、自分たちのことを言ってるんだよ。自分達がそうなってるから気をつけてねっていう、いわば自分たちの経験談だね。」と美姫さん。 自分たちの事なのか…。 「うちは何で制限をしないの?」と僕が聞くと 「そんなの自分で考えないといけない事でしょ。時間を制限してどうするの。それを制限するなら、勉強もスポーツも1日1時間までって制限し

    ゲーム規制にものもうす? | fic-tion world
    donaneight
    donaneight 2020/03/15
    あのー フィク―ションさん もしかしてレザークラフトやってます? 以前やろうかとおっしゃってましたね 参考にして頂けるよう頑張りまーす!!! 他にも公言されてない方でやってそうな方がおられて・・・
  • 備えあればうれしいな。 | fic-tion world

    「美姫さん、最近太ってきてるんじゃない?」とお父さん。 確かに…動かないからね~。僕はニヤリと笑う。 「何言ってるの、こうちゃん。これから起こるであろう料危機に備えてるんだよ。」と美姫さん。 自分の蓄えにするんだな…。 「そんなの蓄えにならないよ。太ってるって事は胃が大きくなってるから人より料がいるんだよ。」とお父さんが言うと 「何言ってるの、こうちゃん。ショウとユウにあげるんだよ。」と美姫さん。 はぁ? 「えっ?ショウとユウにその肉をあげるのか?どうやって?」とお父さんが言うと 「私のこのお肉をショウとユウの料にするんだよ。べさせてあげるの。」と美姫さん。 えっ? 「べさせるのか?」とお父さんが言うと 「そう。だから、筋肉質の肉は硬いから、柔らかく育ててるんだよ。」と美姫さん。 …ただ、、運動をしたくないだけでしょ。 するとお父さんが「美姫さん、知らないのか?良質な肉は、適度な

    備えあればうれしいな。 | fic-tion world
  • ショートショート ☆ピンとキリ☆ | fic-tion world

    ある男がある事に気が付いた。 最強な精神力を持っている集団の事を。 「これは、きっとみんなの役に立つに違いない。精神力が強い事はすばらしい事だ。」 男はその集団を調査する事にした。 するとその集団の行動の共通点が見えてきた。 1、人のお金を自分のお金だと思ってる 2、自分は特別な存在だと思ってる 3、優先順位がつけられない 4、謝罪はいつも想定外 5、自分の為に規則を作る 6、周りが見えない 7、悪い事をしたら、逃げる 8、勝手耳 9、都合の悪いものは無くす 10、嘘は当 「行動は最悪だな。」男はつぶやいた。 おしまい ※このお話はフィクションです

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    donaneight
    donaneight 2020/02/18
    スッキリしたレイアウトですね 新しい世界の始まりですか?
  • 真面目なのか…な? | fic-tion world

    僕はいつものように学校から帰ってきてお兄ちゃんちに行く。 「そういえばね、美姫さん 自分のこと『思春期かも~』って言ってたよ。」とお兄ちゃんに僕は報告する。 「母さん、思春期終わってないのかもな。大人って感じもしないし。」とお兄ちゃんが笑う。 と急にお兄ちゃんが何か思い出したらしく 「ショウ。反抗期は気をつけろよ。」と僕に言った。 「いや、反抗もしたくなるよ。」と僕が言うと 「絶対に後悔するぞ。」とお兄ちゃん。 「何で?」と僕が聞くと 「母さん、兄ちゃんが反抗期の時に何したと思う?」とお兄ちゃん。 「何だろう?」僕は頭をかしげる。美姫さんの行動は予測がつかないから全くわからない。 「兄ちゃんがイライラしていると『あら、イライラしているのね。』って言ってな。『こうちゃんに甘いお菓子を買ってきてもらおうね。』って言ったり、イライラしているのをあたたかい眼差しで見ていたり……。」とお兄ちゃん。

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  • ココロに潤いを。 | fic-tion world

    学校から帰るといつものごとく、美姫さんが 「おかえり。ショウ。あのね、聞いて!!」と言ってきた。 僕は心が湖のように広いので 「どうしたの?」と聞いてあげる。 「私、思春期かもしれない!!」と美姫さん。 はあ?意味不明。でも、まだ心の湖の水は池ぐらいあるから「どういう意味?」と聞いてあげる。 「最近ね、今までイライラしなかった事に物凄くイライラしたり、口ひげが今までなかったのに、濃くなった気がするんだよね。体型も変わってきたし。声も低くなってきているような気がする。」と美姫さん。 「それ、思春期じゃなくて更年期。」思わず、音が出る。 僕の心の湖は、一瞬のうち乾いてしまったようだ。 すると美姫さんが「ショウの方こそ、イライラしちゃって更年期じゃん。」とひとこと。 僕のは、思春期。 おしまい

    ココロに潤いを。 | fic-tion world
    donaneight
    donaneight 2020/02/15
    いつまでも思春期のようでありたい・・・
  • オーマイゴッド | fic-tion world

    ★前回のあらすじ★ 「お客様は神さまだろうが!」という神さまを見つけたお兄ちゃんが神さまに願い事をすると、違う形で叶ってしまった。 詳しく読みたい方はコチラから www.fic-tion.com 「ただいま~。お兄ちゃんちに行ってくるね。」僕は学校から帰るとお兄ちゃんちに遊びに行く事が楽しみだ。 「ショウ、おかえり。ユウは、バイトに行っているらしいから家にいないよ。」と美姫さん。 お兄ちゃん、ついに働いたんだ。 「お兄ちゃん、働きだしたの?」と僕が聞くと 「いや、なんか『神さま探しするからとりあえず』って言ってたけど。」と美姫さん。 神さま探し?ちょっと嫌な胸騒ぎがする。 「お兄ちゃんのバイト先ってどこ?」と僕が聞くと 「そこのコンビニ。」と美姫さん。 神さまと会ったコンビニじゃん。 僕は仕方が無いので、家でお菓子をべ宿題をする。 すると「こんにちは~」とお兄ちゃんがやってきた。 「あれ

    オーマイゴッド | fic-tion world
  • アイアムゴッド | fic-tion world

    お兄ちゃんとコンビニで買い物をしてる時、レジの方から怒鳴り声が聞こえてきた。 店員さんがペコペコと頭を下げている。 「変な人がいるね。」と僕がお兄ちゃんに言うと「怒鳴る事ないのにな。」とお兄ちゃん。 僕は気になりチラチラみていると、話がついたのか「お客様は神さまだろうが。」とオジさんが捨て台詞を言い、コンビニを後にしようとしていた。 「良かった~。出て行ったね。」と僕がお兄ちゃんに話すと、何故かお兄ちゃんの目がキラキラしていた。 いやな胸騒ぎがする。 「急げ。ショウ。買い物は後からだ。」とお兄ちゃん。 僕は訳もわからず、手に取ってた商品を急いで棚に戻し、お兄ちゃんについて行く。 「あの、すみません。」とお兄ちゃんが歩いていたさっきのオジさんに声をかける。 「はぁ?」オジさんが振り向く。ギロリと睨まれる。僕はビクッとするが、お兄ちゃんは怯まない。 「神さまなんですよね。」とお兄ちゃんが言い出

    アイアムゴッド | fic-tion world
    donaneight
    donaneight 2020/02/09
    スカッとジャパン的解決ですね その場ではなかなか良い解決方法は思い付きません やってみたいけど。
  • 夢はYouTuber?! | fic-tion world

    学校が終わって家に帰るとお兄ちゃんが遊びに来ていた。 「ショウ。おかえり。」と美姫さん。 「あっ、ただいま。お兄ちゃん。どうしたの?」と僕。 お兄ちゃんがパソコンに向かって何やらしていたからだ。 「おう。ショウおかえり。あのな、兄ちゃんは副業でYouTuberになろうと思ってな。ショウも手伝ってくれるか?」とお兄ちゃん。 副業でYouTuber? 「お兄ちゃん、就職決まったの?」と僕が言うと 「それが、なかなか難しい。」とお兄ちゃん。 「ユウはね、業が無職で副業がYouTuberらしいよ。毎日、ユウが見れる~と思ったら、ユウは出演しないらしいよ。」と残念そうな美姫さん。 へぇ~。自分は出ないんだね。 「で、お兄ちゃんは何をYouTubeでするの?」と僕が聞くと 「それがな。良いプランをかんがえたんだよ。聞いてくれるか?」とお兄ちゃん。 「えっ。どんな感じなの?」僕はワクワクする。 「24

    夢はYouTuber?! | fic-tion world
    donaneight
    donaneight 2020/02/06
    YouTuber 憧れますよねぇ 何をやったら良いのか あー頭が硬い 困ったもんです。
  • 予言を信じますか?! | fic-tion world

    今日、クラスの女子が【予言】の話をしていた。 「美姫さん。予言って信じる?」と僕が聞く。 「予言?それって美味しいものがべれるとか?」と美姫さん。 違うよ。 「未来に良くない事が起こるって予言だよ。」と僕が言うと 「あぁ、そっちの方ね。」と美姫さん。 いつも思うけど、そっちってなに? 「ショウ。その予言を言っているのは人だよね。」と美姫さんが僕に聞く。 「多分…。昔の人だと思うよ。」と僕が言うと 「じゃぁ、信じない。」と美姫さんはきっぱりと言った。 「何で?」と僕。少しびっくりした。 信じない人がいるんだ。 「神さまだったら信じるよ。だって、神さまは人じゃないからね。まぁ、例えばだよ。私が予言者だとしたら、ショウの子どもやその子ども達が不幸になるような事は絶対に言わない。もしかしたら、忠告はするかもしれないけど、解決策まで予言する。だってさ、絶対に嫌だもん。私の子孫とか知り合いが不幸にな

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  • バレンタインチョコの渡し方 | fic-tion world

    「美姫さん。バレンタインって知ってる?」と僕が聞くと 「バレンタイン?ロッテの監督だった人でしょ。知ってるよ。子どもの卒業式の日だけはお休みをくださいって言った人でしょ。」と美姫さん。 いや、それは僕が知らないし。 「ちがうよ。2月14日の事だよ。」と僕が言うと 「2月14日?あぁ、チョコの安売りの前の日ね。」と美姫さんは言った。 「チョコの安売り?」と僕が聞き返すと 「そう。何故かね、2月15日はスーパーに行くとチョコレートが安売りしているんだよ。」と美姫さん。 それ、売れ残りじゃん。 「あのね、美姫さん。2月14日ってのは、バレンタインって言って女の人が好きな男の人にチョコレートをあげるんだよ。」と僕が教えると 「なに。その男尊女卑的な行事。とっても腹立たしいんですけど。なんで、男子だけがチョコをもらえるの。」と美姫さん。 「いやいや、2月14日にチョコレートをもらった男子は、今度は3

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  • 我が生涯に 一片の悔いなし。 | fic-tion world

    「美姫さんってさ、学校の授業聞いてなかったのによく大学まで行けたよね。」と僕。 「時は金なりっていうからね、時間をお金で買ったんだよ。」と美姫さん。 へっ?と僕は首を傾げる。 「いい、ショウ。小学校の授業時間が5647時間。中学校が3045時間。高校も3年だから中学校と変わらないとして3045時間とすると、合計は11737時間。だいたい12000時間を無駄にしてきたわけ。12000時間って言ったら、500日。でもね、この500日って学校の授業中の話だけ。家庭学習の時間はそれに入らないからね。その500日+αを有効に使ってきた人に真っ向勝負出来ると思う? 」 と美姫さん。 僕は首をよこにふる。 「そこで、500日+αの時間をお金で買うんだよ。みんなが500日+αかけて学んだ事をお金で要約してもらう。でもね、短期で覚えた事は頭に入らないから、お金を使った意味がない。私は意味のない時間にお金をか

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  • 鼻が伸びますよ。 | fic-tion world

    美姫さんと二人で歩いているとどこからともなく 「ウギャー」という声に続き「まだ、帰りたくない!」と泣き叫ぶ小さな子どもの声が聞こえてきた。 「おぉっ。自己主張してますな~。」と美姫さんがニヤリとする。 「もう!!ママのいう事が聞けないんだったら、お医者さんとこに連れて行って注射してもらうからね。」と今度は、泣き叫んでいる子のお母さんの声が聞こえてきた。 「嫌だ!注射嫌だ!」とその子どもは更に泣き叫ぶ。 すると「ショウ。凄いね。人を操れる薬があるの?」と美姫さんが聞いてきた。 僕はいつものごとく、美姫さんの言ってる事が分からず首をかしげ「どういう意味?」と聞くと 「今の女の人が言ってたじゃん。『ママのいう事が聞けないんだったら、注射をしてもらうよ』って。人を操れる凄い薬が発明されたんだね。私も欲しいなぁ。あっ。結花に頼んでみよう。」と美姫さん。 美姫さんは、注射無くても人を操ってるじゃん。

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  • 5Gって聞くとあるものを思い出します。【注目ニュース】 - fic-tion’s world

    先日、NHKスペシャルにて5Gの番組がありました。 www6.nhk.or.jp そこで、5Gについて調べてみました。 5Gとは ★超高速 LTEでダウンロードに5分かかる2時間の映画が、5Gであれば3秒でダウンロードすることができるそうです。 ★超低遅延 通信の遅延(タイムラグ)が1000分の1秒以下まで短縮されます。超低遅延によって、遠隔地にあるロボット等をリアルタイムに操作ができるようになりますので、遠隔地での工作機械等の操作や、遠隔治療の実現などが可能になります。また、自動運転においても信頼性の向上が期待されます。 ★同時多発接続 身の回りのあらゆるものがネットに接続できるようになります。家庭内で考えるとPCやスマホだけ数個だったものが、数百個同時に接続可能となります。(2018年に端末2万個が同時に接続できた) 読んでいると良い事ばかりですね!! 世界では5Gを制するものが世界を

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  • 財産分与のススメ | fic-tion world

    学校から帰ってお兄ちゃんちに遊びに行く。 するとお兄ちゃんが神妙な面持ちで腕を組みながら何か考えている様だった。 「おにいちゃん。どうしたの?」と僕が聞くと 「もし、父さんと母さんが死んだときにマイナスの遺産があると相続する時にそのマイナスの遺産まで相続する権利があるらしいんだよ。」とお兄ちゃん。 えっ?それって借金?嫌だなぁ。。と僕は思う。 「それって、どうなるの?」と僕が聞くと 「それでな。考えたんだ。ショウは弟だから、俺がマイナスの遺産の方を相続して、ショウはプラスの遺産の方を相続すればいいって。」とお兄ちゃん。 「えーっ。お兄ちゃんがマイナスって嫌だよ。……でも、僕に借金が返せるかな?」と僕は不安になる。 「そうだよな。兄ちゃんだって借金を返せるかは不安だ。」とお兄ちゃん。 ……借金嫌だなぁ。と考える……ふと思いつく。 「あのさ、悩んでても仕方がないから、借金があるか美姫さんに聞け

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  • 見えているモノは何ですか?! | fic-tion world

    夕飯を3人でべている時の事。 ふと、僕は今日忘れ物をした事を思い出した。 「今日さ、忘れ物しちゃって…。」と僕がいうと 「ほら、朝バタバタ準備するからだよ。ちゃんと余裕をもって確認しないとな」とお父さんが言う。 「うん。気をつけるよ」と僕。 「ショウ。人は忘れられるから生きていけるんだよ。だから、気にしなくても大丈夫。」と美姫さん。 僕の箸が止まる。 えっ?忘れ物はいけないんじゃないの? 「美姫さん、美姫さんが言ってるのは事柄。ショウが忘れたのは物。事柄は忘れてもいいかもしれないけど、物を忘れるのはなぁ。」とお父さん。 「そっか、物か……。ショウは忘れ物にいつ気付いたの?」と美姫さん。 「朝、学校に着いた時」と僕がいうと 「じゃぁ、セーフじゃん。自分で思い出したんでしょう。」と美姫さんはニッコリ。 僕の箸がまた止まる。 「家に忘れたんだからアウトだよ」と僕がいうと 「いや、思い出せたんだ

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  • 知る事は生きる事。 | fic-tion world

    「美姫さん、何で色んな事を知る必要があると思う?」と僕が聞く。 「死人と間違われないためだよ。」と美姫さん。 はぁ?と僕がポカンとしていると 「知らぬは仏っていうでしょ。仏ってのは、死んだ人の事だから、知らない人は死んだ人って事。だから、みんな死人に間違われないために学んで知るんだよ。」と美姫さんが自慢気に話す。 僕が知ってるモノと全然違う。 「みんな死人に間違われないように学んでるの?学んでるようには見えない人もいるけど。」と僕が聞くと 「見えない学びも沢山あるんだよ。例えば、風邪をひいて熱が出るのも身体が学んでるからなんだよ。『ばい菌だぞ!やっつけろ!!』ってね。見た目に反応が無くてもちゃんと学んでる。息をしたり、心臓を動かしたり。呼吸も心臓も一定で動いている人なんていないでしょ。学んでるから、数が増えたりするんだよ。」と美姫さん。 そう言われればそんな気もするけど。 僕が知ってるのは

    知る事は生きる事。 | fic-tion world
    donaneight
    donaneight 2020/01/18
    ウンウン 納得です。
  • 国のトップの器 | fic-tion world

    「ショウ。忖度はダメだよ。良い国は作れない。自分をいさめる人を近くに置かないと。私がショウの諫官(かんかん)になってあげるね。」と美姫さん。 また、意味の分からない事が始まった。僕、国を作るの?! 「諫官(かんかん)って何?」と僕が聞くと*1 「いさめてくれる人。」と美姫さん。 ん?忖度は美姫さんにして、いさめられるのは僕? 「美姫さんをいさめてあげるよ。」と僕が言うと 「老い先短い身ですから。」と美姫さんは言った。 こういう時だけ……と思うが、美姫さんに言ってもらちがあかないので、いつものように美姫さんの遊びに付き合う。 僕はゲームを始める。 すると美姫さんは、ネットで何か調べ始めた。 「あっ、そこは右だな。」とか「あっ、そこは真っ直ぐだよ」美姫さんが隣で僕に話しかける。 どうやら美姫さんは、僕がやっているゲームの攻略サイトを見ているようだ。 「あのさ、ゲームしてる横で種明かしを辞めてく

    国のトップの器 | fic-tion world
  • そのドアは開けてはいけない! | fic-tion world

    バイオハザード 【公開】2002年(ドイツアメリカ・イギリス映画ゲームが原作なんですが…! 私はゲームは少しだけしたんですが最初の最初で怖くてギブアップでした。 生物兵器を作った会社 vs 謎の女性の話です。 シリーズ後半(全6作品)になるにつれてゾンビが進化します。 有り得ない話じゃないのかもしれません。

    そのドアは開けてはいけない! | fic-tion world
  • 今年の目標は立てましたか? - fic-tion’s world

    短編小説:ありのママ162話 今年の目標 今回の登場人物紹介 斉藤ショウ:小学六年生の男の子 ユウ:ショウのお兄ちゃん 冬休みの宿題を持ってお兄ちゃんちに行く。 お兄ちゃんがを読んでいた。 「何読んでるの?」と僕が聞くと 「帝王学の。」とお兄ちゃん。 ふぅ~ん。ジャムおじさんの次は帝王になるのか?と僕は思いながら、冬休みの宿題を始める。 「まだ、宿題終わってないのか?」とお兄ちゃんが言う。 「あと、今年の目標。これが一番難しいんだよね~」と僕。 「なんだ。そんなの簡単だよ。今年の目標は【死ぬまで生きる】だよ。」とお兄ちゃん。 僕はビックリする。だって、美姫さんと同じことを言ったから。 「お兄ちゃん。それ、美姫さんも言ってたよ。」と僕が言うと 「だろうな。母さんが毎年言ってたから。ショウ、それ宿題に書いたら先生がビックリしただろう。」とお兄ちゃん。 「お兄ちゃんも書いたの?」と僕が聞くと

    今年の目標は立てましたか? - fic-tion’s world
    donaneight
    donaneight 2020/01/10
    いつも発想が面白いですね・・・そう来たか!ってかんじ