先日、いつものようにマッサージを受けている時、ふと思った。指圧師さんの力をもってすれば、おいしいうどんを作れるんじゃないか、と。うどんのコシを出す重要な工程である「足ふみ」。あれを指圧師さんにお願いするのだ。足で踏む代わりに指圧で。きっとシコシコとしたおいしいうどんに仕上がるはずだ。 早速、試してみた。 (text by 住 正徳) これからの人生にはうどんが必要だ 「私は仮に事業に失敗しても恥ずかしいと思ってはいけないと考えている。また、元の一から喜んでうどん屋でも開く」 これは松下幸之助さんのお言葉である。 「うそやと思ったら、うどんを私に作らせてみたまえ。結構、おいしいうどんを作る自信が私にはある」 僕にはうどんをおいしく作る自信がない。というか、うどんを作った事がない。だからダメだったのだ。いつでも一からやり直せる。そんな心構えがないと今後のビジネス戦争に勝ち残る事は出来ないのであ