はじめておつかいに行く子どもの胸の高鳴りや、少女を見守るぬいぐるみの愛らしさ――。「はじめてのおつかい」「こんとあき」などで知られる絵本作家・林明子さんの、初の大規模な展覧会「絵本のひきだし 林明子原画展」が19日、東京の松屋銀座8階イベントスクエアで始まる。デビューから最新作「ひよこさん」まで200点以上の原画やスケッチが並ぶ。 展覧会は昨年4月に高松市で幕を開け、広島市、鳥取市、兵庫県伊丹市、仙台市を好評のうちに巡回した。ついに始まる東京での開催を前に、長野県の自宅から上京した林さんに話を聞いた。 ◇ ――各地の展覧会はどうでしたか 「こんとあき」の舞台で、私自身の祖母がいた鳥取(市歴史博物館)は雰囲気がとても良くて、うれしかったです。宮城(県美術館)では、ちっちゃい男の子がずーっと長いこと絵を見つめていて、わきから様子をうかがっているだけでわくわくしました。 ――林さんのインタビュー
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