2016年10月4日のブックマーク (2件)

  • No.78(平成27年7月発行) 「科研費について思うこと」 大隅 良典 - 私と科研費 | 科学研究費助成事業|日本学術振興会

    助手になって初めて科研費を貰ってうれしかった思い出も、はるか昔のことになった。もちろん、私も若い頃は研究費の綱渡りで苦しい思いをした。自分では、いい申請書だと思っていても不採択の通知をもらい、落胆していると秋に補欠採択の連絡が届き、交付申請書と次の申請書をほぼ同時に書いたという経験を2度もしたのを今もよく覚えている。私の研究のほぼすべてが科研費に支えられてきたこと、とりわけ近年は特別推進研究のサポートを頂いてここまで研究を進めることができたことに心から感謝している。 文科省、JSPSには、基礎研究を支えるべく科研費について様々な工夫をして頂いているが、私が特に生命科学の領域の研究に関して、科研費の制度について日頃思うことについて述べてみる。 科学研究費“補助金”とは、元来研究ができる環境が整った上で、さらに成果が期待できる研究をまさに「補助」して支援する制度であり、従って補助事業に資さない

    dongfang99
    dongfang99 2016/10/04
    科学者によるこうした警句はノーベル賞の時期になるたびに目にするが、大手メディアはほとんど取り上げず、逆に祝福一辺倒の報道の嵐でかき消してしまう。これが毎年繰り返され、その陰で事態の悪化は進むばかり。
  • 周 燕飛2012「専業主婦世帯の収入二極化と貧困問題 」

    dongfang99
    dongfang99 2016/10/04
    配偶者控除廃止の世論が高まりつつあるが、専業主婦世帯の貧困率は12%強と決して低くない。健全な雇用の創出と育児支援の充実こそが根本課題で、「103万の壁」などという枝葉の話に拘っていると足をすくわれる。