2023年5月2日のブックマーク (2件)

  • 豊かな社会とは - 内田樹の研究室

    『診療研究』というコアな雑誌に標記のような原稿を寄稿した。いつもの話ではあるけれども、こういうことは何度繰り返し語っても足りないのである。 これまでずいぶん長く生きてきたけれども、日の国力がこれほど低下した時期は過去になかった。パンデミック、異常気象、ウクライナ戦争、人口減...など地球的規模での大きな問題が目白押しのところに、国内では、政治とメディアの劣化がとめどなく進行し、経済は衰退局面を転がり落ち、国民生活の最後の支えである教育と医療も気息奄々というありさまである。どこにも希望が見られない。 それでも気を取り直して、よくよく見れば、日の国力にはまだまだ余力がある。列島には豊かな山河がある。温帯モンスーンの温和な気候と肥沃な土壌と豊かな水資源に恵まれ、植物相・動物相は多様で、温泉や桜や紅葉の名所や神社仏閣のような観光資源はいたるところにあり、文化もエンターテインメントも伝統芸能も

    dongfang99
    dongfang99 2023/05/02
    突っ込みどころがなくもないが、非常にいい文章だった。著者名で毛嫌いせずに読むことをお勧めする。
  • 消費増税封印で八方ふさがり、社会保険負担にも慎重論-子ども政策財源

    財源を検討する「こども未来戦略会議」のメンバーである慶応大学の権丈善一教授は26日に日記者クラブで会見し、少子化対策の財源として、年齢問わず負担する消費税などの「付加価値税は一つの理想」とした上で、社会保険による拠出は「セカンドベスト」と述べた。 医療・介護・年金保険の給付水準は将来担い手となる子供の人数などによって左右されるとし、社会保険で子育て期を支えることは理にかなっているとの見解を示した。 権丈氏は2017年から年金、医療、介護の3保険から拠出する「子育て支援連帯基金」の創設を提案。保険料率の引き上げへの具体的な言及は避け、介護保険料の支払い義務が生じる年齢を現行の40歳から20歳に引き下げ、国民年金の保険料を支払う期間を59歳までから64歳までに延ばす案を示している。 政府は、将来的な子ども予算倍増に向けた大枠を6月の骨太方針で示す。歳出改革や法人増税などによりねん出された資金

    消費増税封印で八方ふさがり、社会保険負担にも慎重論-子ども政策財源
    dongfang99
    dongfang99 2023/05/02
    「世論の反対のある消費増税に対し、現役世代の給料から天引きされる社会保険料率は大きな批判にさらされることなく徐々に上昇してきた。……今回は社会保険に注目が集まり、多くの批判が出る中で…」