自動車という高額商品を買う前に、念入りな情報収集を行う消費者が多いなかで、インターネットは購買に大きな影響を及ぼす大事なツールとなっています。そのような背景から自動車業界では自社のWebサイトに力を入れている企業が多いのですが、ホンダは1996年というインターネット黎明期からWebサイトを重要なマーケティングツールと位置づけ、力を入れてきました。渡辺 春樹氏は、そのような同社で13年に渡ってインターネットマーケティングを取り仕切られています。その経験に裏付けられた戦略理論とはどのようなものなのか伺いました。 ホンダのWebサイト(外部サイト) 「トリプルメディア」と「トリプルスクリーン」がメディア戦略の根幹に―ホンダのWebサイトを立ち上げてから13年の間に、インターネットのおかれている状況はずいぶんと変化してきましたが、これからのインターネットマーケティングはどのように行われていくべきだ