産経新聞が“無料”閲覧できる 今や一大文化として定着した感があるフリーペーパー。そのおもな収入源は購読費ではなく、誌面に掲載される広告費によってまかなわれている。 35万部を発行する「TOKYO HEADLINE」は、2002年7月に創刊された老舗の無料誌だ。当初は日刊の無料新聞「HEADLINE TODAY」としてスタートを切ったが、同年11月には誌面を改め、週刊化した。 「もともと報道色の強い誌面づくりをしていたのですが、それだと広告が入らない。そこで“フリーペーパー=プロモーションメディア”であることを強く意識し、タイアップの記事を柔軟に増やしていきました」(ヘッドライン・一木広治社長) その後、エイベックスやギャガ・コミュニケーションズが同じグループに加わったことで、同誌はエンタメ系コンテンツが持ち味になり、ブランド化に成功。その特色を活かして同社は「TOKYO HEADLINE」