(CNN) 世界で最も汚職のはびこる国はソマリア、クリーンなのはデンマーク、ニュージーランド、シンガポールの3カ国――。ドイツの汚職監視団体「トランスペアレンシー・インターナショナル」が今年の「汚職指数(CPI)」ランキングを発表した。 毎年ランキングを発表している同団体によると、汚職指数は各国の公務員のわいろや公金横領などの実態、汚職防止策の厳しさや実効性に基づいて算出される。10点満点の評価で、点数が高いほどクリーンな状態を示す。 今年のトップにはデンマークなど3カ国が9.3点で並び、フィンランドとスウェーデンがともに9.2点でこれに続いた。さらにカナダ(8.9点)、オランダ(8.8点)、オーストラリアとスイス(各8.7点)、ノルウェー(8.6点)が上位に並んだ。 日本は17位(7.8点)、英国は20位(7.6点)、米国は22位(7.1点)だった。新興国ではブラジルが69位(3.7点)