寒さの中でも、園児たちは裸足で竹ふみ訓練=名古屋市昭和区の駒方保育園園児と職員が足の裏に絵の具を塗って作った「四季」の絵。春夏秋冬の木の葉の様子を、幅約10メートルにわたって描いた 保育園児の健康増進を目指して、足裏を効果的に刺激する「裸足メニュー」を、名古屋市昭和区の駒方保育園が今年度から採り入れている。独自に作った踏み竹の上を渡る運動を毎日続けたり、巨大な絵を足形だけで描いたり、内容は多彩。全園児の足形を定期的に取って、活動の効果を明らかにしたいという。 駒方保育園はこれまでも、6〜10月を裸足で過ごす保育に取り組んできた。数十年前からの伝統で、保護者には入園前に説明して理解を得てきた。職員は砂のグラウンドで遊ばせるため、石ころなどをこまめに除くなど、環境の整備を進めてきた。 今回、新たにより効果的な「裸足メニュー」の採用を決めたのは、田中美枝子園長(39)だ。保護者から受けた裸