ニューヨーク(CNNMoney) 大学を卒業した米国人の20~24歳層の失業率が今年11月、約16%を記録したことが市場調査会社の調査で9日までに分かった。同月の全米平均の失業率は9.8%で、若者の就職難がひときわ目立つ結果ともなった。 若者向け市場の調査会社Twentysomething Inc.によると、長引く米景気低迷を背景に大卒者の就職口が減少しているのが要因で、20歳代前半で既にレイオフを複数回経験している若者も多数いる可能性があるとしている。 世論調査団体ピュー・リサーチ・センターは最近、18~29歳層の約40%が2007年12月以降、失業もしくは完全雇用でない状態に直面しているとの調査結果を発表している。 ニューヨークの視覚芸術系の大学を08年5月に卒業した25歳女性はレイオフを既に2回経験。コピーライターとして就職したものの3カ月後に失業した。その後、広告会社にコピーライタ