カナダのある老夫婦が宝くじで当選した賞金を、寄付して話題となっている。その金額は、なんと1120万カナダドル(約9億円)だ。かなりの高額当選にも関わらず、夫婦はそのうちのわずか2パーセントを残すのみで、あとはすべて寄付したという。理由について尋ねられると、「健康や幸せはお金で買えない」と話しているという。 ノバスコシア州のアレンさん(75歳)とバイオレットさん(78歳)の夫妻は、今年7月、カナダのロトくじ「ロト6/49」に高額当選した。その金額は約9億円である。使い道はいくらでも思いつきそうなものだが、夫妻は最初からその用途を決めていた。それは寄付することだ。 まず家族に賞金の一部を同額ずつ分配すると、その残りを地域の病院、ガンや糖尿病を治療するメディカルクリニック、教会、墓地、消防署に寄付して回ったそうだ。そして手元には全体の2パーセント(約1800万円)を残すのみで、あとはすべてなくな