(CNN) 米ボストン大学の研究チームが、100歳以上の長寿の人に共通する遺伝子の特徴を突き止めたと発表した。 遺伝子を調べるだけで、100歳以上まで生きられる人を77%の確率で言い当てられるという。研究結果は米科学誌サイエンスに発表する。 ボストン大学の公衆衛生などを研究する機関と同ボストン医療センターの研究者グループが、100歳以上の1055人と100歳未満の1267人について、それぞれ遺伝子の特徴を調べた。その結果、100歳以上のグループに共通する150のDNA配列の組み合わせ(一塩基多型と呼ばれる)を突き止め、これが長寿に貢献していると考えられることが分かった。 100歳以下の被験者層のうち15%がこの遺伝子を持っており、理論的には米国人の15%が100歳以上まで生きる可能性があることになる。 しかし実際には、米国のような先進国でも100歳以上の人口は約6000人に1人の割合にとど