CNN.co.jp：増える熟年離婚、その理由は？（ＣＮＮ） おしどり夫婦で知られたアル・ゴア元米副大統領（６２）と妻のティッパーさん（６１）が４０年間の結婚生活を終えて別居することが明らかになった。 結婚年数の短い夫婦と比べ、長年連れ添った夫婦が破局することは珍しい。だが、専門家たちは、最近熟年離婚の数が増えていると指摘する。 米国勢調査局の推計によると、結婚した夫婦の約半数が離婚にいたる。これは昔に比べて社会が離婚を容認するようになったことを示している。また、医療の発達により寿命が延びたことが熟年離婚の増えた理由だという指摘もある。 ワシントン大学の社会学部教授で、退職者の夫婦関係を研究しているペッパー・シュワルツ氏（６５）は、寿命が伸びたため、熟年期に入ってから配偶者と争うストレスなしに「人生の黄金期」を楽しみたいと考える人が増えたと分析する。同氏も２０年以上連れ添った夫と離婚した経験を持つ。 一方、長期間連れ添った夫婦は子や孫がい
