2010年11月13日、華字紙・日本新華僑報の蒋豊(ジアン・フォン)編集長は「日本は本当に“低IQ社会”に突入したのか?」と題した記事を中国のブログサイトに発表した。以下はその内容。 【その他の写真】 日本人は造語づくりの名人である。そもそも、中国から伝わった漢字を利用してひらがなやカタカナをつくり、また数え切れないほどの「和製漢語」もつくり、それらを中国へ逆輸出するまでに至った。なんと、現代中国語の語彙の28%がこうした和製漢語だという統計もある。 こうした日本人が成し遂げた戦後の奇跡の復興、世界第2の経済大国、そして1億総中流社会…アジアではおそらく日本だけが達成したであろう格差なき社会。しかし時代は移り変わり、いまや「下流社会」という新語が生まれるに至ったほど、日本経済は低迷にあえいでいる。 さらに経済評論家の大前研一氏は「低IQ社会」という造語で、現代日本社会が集団規模で思考せず、