6月14日、パラグアイのリベロス(赤&白ストライプ、#16)と競り合うイタリアのカンナバーロ(青、#5) 「ワールドカップ(W杯)見たさに工場従業員がストをした」として、フィアットのセルジオ・マルキオンネCEOが18日、怒りを露わにした。 [関連写真] マルキオンネCEOは、シチリア島テルミニ・イメレーゼ工場の従業員が14日に実施したストライキについて、「本当の目的は、サッカー・ワールドカップのイタリア代表試合を観戦したかったからだ」と発言した。そのうえで 「前例のない、信じられぬ事態」と非難し、「私たちの仕事を真面目にやろう。そうでなければ、フィアットは見放される」と警告した。 テルミニ・イメレーゼ工場は、イタリア政府による南部工業振興政策に基づき、1970年に操業開始した。マフィアと無縁の産業を地元に定着させることを目標としていた。 ただし、立地上部品供給が不便な上に、計画され