電子政府窓口：９０人分の情報流出 標準報酬月額など - 毎日ｊｐ(毎日新聞)総務省は２９日、職場や自宅からインターネットで行政機関に申請手続きができる「電子政府の総合窓口」（ｅ－Ｇｏｖ）を通じ、計９０人分の氏名や生年月日、年収を推定できる標準報酬月額など７月中に４件の情報流出があったと発表した。 電子政府を通じて個人情報が漏えいしたのは初めて。ダウンロードした情報が申請と異なることに気付いた利用者が連絡して判明した。プログラムの不具合が原因とみられ、総務省は流出先に情報の消去を依頼し、関係先に謝罪した。 総務省によると、関東地方の社会保険労務士が１３日、企業の年金手続きで加入者の標準報酬決定通知書をダウンロード。しかし通知書は異なる企業のもので、従業員３人の氏名などが記されていた。２０日には別の社会保険労務士の申請で８７人分の通知書が流出。このほか、情報公開請求を受けて関係する法人名や代表者名が記載された開示決定通知書などが誤って流れた。 総務省は「ご迷惑を掛け申
