三浦さんの制作スペースは、つい最近引っ越したばかりという都心の閑静なエリアにある一軒家。窓が二重サッシになっていて遮音性が高いのが決め手になったそうです。「機材に対するこだわりはあまりなくて、あるもので作っている」と語る三浦さんが制作に使用する機材は、シンプルながらにクセのあるセレクト。この部屋で三浦さんは曲作りからレコーディング、ボーカル録りまでを行っています。 2002年に初代機が登場して以降、コンパクトなルックスにボコーダー機能も搭載した本格的なアナログモデリングシンセサイザーとして、プロ / アマチュアを問わず人気の「microKORG」シリーズ。三浦さんが所有するのは「microKORG XL」という、エレピやオルガンなど、キーボード機能を充実させた限定カラーモデル。現在は生産終了となり、後継機の「microKORG XL+」が販売されています。 三浦:これは2010年くらいから