2024年6月5日のブックマーク (3件)

  • 第37回:「公金だという認識はなかった」桐生市の生活保護問題を検証する第三者委員会に行ってきた(小林美穂子)

    5月24日、早朝4時半に私は起きた。重い身体に鞭打って身支度を整え、朝ごはんをむりやりお腹に詰め込み、ベーグルの形に丸まって寝ているに顔を埋めてエネルギーチャージして家を出た。「第2回桐生市生活保護業務の適正化に関する第三者委員会」を取材するために一路、群馬県桐生市へ。 ザクッとこれまでの経緯 昨年11月、桐生市で生活保護を利用していた男性が、ハローワークで求職活動をした証明とひきかえに、毎日窓口で一日1000円だけ渡されていたことが報道各社から報じられた。 嫌がらせとしか思えない過度な就労指導、最低生活費を大きく下回る分割支給、そして月単位にしても保護費を半額程度しか支給されなかった男性2人はその後、提訴に踏み切った。 同時期、生活保護決定後も保護費の支給が遅れに遅れただけにとどまらず、預けた覚えのないハンコを勝手に受領簿に押された利用者がいたことが報道された。その後の記者会見で、保護

    第37回:「公金だという認識はなかった」桐生市の生活保護問題を検証する第三者委員会に行ってきた(小林美穂子)
    donovantree
    donovantree 2024/06/05
    では、市民が市に納付していない税金を、会計処理上は全額納付したことにして事務上、それはすでに税金を払ったという事にして頂くことも可能ではないだろうか。。
  • アメリカで話題、意識高い系へのカウンター「贅沢品としての信念」(luxury beliefs)とは

    <昨今のいわゆるウォーキズム(日の文脈に合わせると意識高い系とでも訳すべきか)へのカウンターとして「贅沢品としての信念」(luxury beliefs)という概念が話題だ。ようやく米国の右派が、左派と勝負できるだけのナラティヴを手に入れつつある......> 米国で「贅沢品としての信念」(luxury beliefs)という概念が話題になっている。元は2019年ごろににちょっと話題になったらしいのだが、私は見逃していた。それが提唱者のロブ・ヘンダーソンが最近自伝「Troubled」を出したこともあって見直され、昨今のいわゆるウォーキズム(日の文脈に合わせると意識高い系とでも訳すべきか)へのカウンターとして持ち出されているようだ。 ヘンダーソンの顔を見ると分かると思うが、ヘンダーソンという欧米系の姓の印象に反して、彼はアジア系米国人である。彼の母親は韓国からカリフォルニアに渡り、大学を中

    アメリカで話題、意識高い系へのカウンター「贅沢品としての信念」(luxury beliefs)とは
    donovantree
    donovantree 2024/06/05
    「贅沢品としての信念」が「被害は主に貧乏人が被る」と批判される時、普通のリベラル的信念による福祉政策は無かったことにされるが、右派のネオリベ自己責任主義は最初から貧乏人のことは考えていないのである。
  • 「村上龍」が再び評価されるには、この徹底して時代と寝た小説家を時代から切り離す作業と時間こそがむしろ必要という話

    直 @KawamotoNao11 小説家・文芸評論家。初の小説『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』(第73回読売文学賞、第9回鮭児文学賞、第2回みんなのつぶやき文学賞国内第1位受賞)、河出文庫から発売中。川直・樫原辰郎・武田将明編『吉田健一に就て』、国書刊行会から発売中。 ご連絡は河出書房新社編集部もしくは国書刊行会編集部まで。 kawade.co.jp/np/isbn/978430… 川直『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』『吉田健一に就て』 @KawamotoNao11 村上龍、再評価はなされるべきでしょうね。あれほど才能に溢れた小説家もいない。『限りなく透明に近いブルー』、『海の向こうで戦争が始まる』、『コインロッカー・ベイビーズ』。この三作を読むと一作一作で急速に成長して技巧が高まり、恐るべき早さで頂点に達してしまったのがわかる。しかし……

    「村上龍」が再び評価されるには、この徹底して時代と寝た小説家を時代から切り離す作業と時間こそがむしろ必要という話
    donovantree
    donovantree 2024/06/05
    『半島を出よ』は是非映画化して欲しかった。特殊技能のスペシャリストによる独立愚連隊物としてすごく面白い。「オーディション」の映画も良かったし、エンタメ寄りの作品は映像化に向いていると思う。