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2020年7月6日のブックマーク (1件)

  • 小池百合子に清き一票を投じてしまう「普通の人々」はどこにいるのか 『百田尚樹現象』との奇妙な共通点 (3ページ目)

    「過去はどうでもいい」と考える普通の人々 私は百田尚樹現象の中心は「空虚」だと書いた。人をいくら批判したところで、そこには先がない。百田自身も、政治的に影響力を持ちたいとは思っていない。その情熱は「売れる小説を書くこと」と「言いたいことを言うこと」にのみ向けられている。だからこそ、むしろ、彼を取り巻く現象にこそ注目しなければいけない、と。 それは小池にも当てはまる。小池はどこまでも空虚であり、過去の言動をいくら仔細に分析しても、批判そのものが空転する。彼女にとって過去は過去でしかなく、絶対の行動原理は「当選すること」に向けられているからだ。着目すべきは、彼女を支えている人々、言い換えればポピュリズムを支えている人々だ。 果たされる見込みのない公約は、軽薄なキャッチフレーズで打ち出され、その言葉はメディアを通じて流され続け、過去はどうでもよくなってしまう。 昨日の話題がすぐに流れ、忘れてし

    小池百合子に清き一票を投じてしまう「普通の人々」はどこにいるのか 『百田尚樹現象』との奇妙な共通点 (3ページ目)