天ぷら油を航空燃料に 脱炭素化へ、原料「争奪戦」 2023年01月01日20時32分 飲食店スタッフ(左)から回収業者に手渡される廃食油が入った一斗缶=2022年12月15日、東京都杉並区 「使い終わった天ぷら油で空を飛べる社会を」―。航空機の二酸化炭素(CO2)排出量を抑制する流れが世界的に広がる中、天ぷら油などの廃食油を原料に低炭素の航空燃料を造ろうとする国内企業の動きが2023年は本格化しそうだ。ただ、高品質な日本の廃食油を巡っては、既に海外燃料大手が大量調達を進めており、取引価格も急騰。「争奪戦」の様相を呈している。 航空業界、「飛び恥」脱却へ 新燃料「SAF」に熱視線【けいざい百景】 鉄道などと比べCO2排出量が多い航空機での移動は近年、「飛び恥」などと欧米中心に批判が拡大。国際民間航空機関(ICAO)は22年秋、国際線の航空機が排出するCO2を50年までに「実質ゼロ」とする目標
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