初版発売が1975年2月といいますから相当のベテランキットとなります、タミヤのウォーカーブルドッグです。 初期ミリターミニチュアのラインナップには明文化されたものではないにしろいくつかの傾向がみられるのですが、本製品は差し詰め「世界の軽戦車」とでもいうべき一連のグループ・価格帯に属するアイテムです。II号戦車やM3/M5軽戦車、はたまたM13中戦車や九七式中戦車など小型且つ安価に入手出来た戦車模型の数々は入門用には最適で「はじめての戦車プラモデル」にこのあたりのものを手に取ったひとも多いのではないでしょうか。 シリーズNo.的には前後をIV号H型とタイガーI(いずれも旧版)という超メジャーアイテムに挟まれていささか影の薄い存在ですが、かの「少年モデラー大河」がはじめて作ったのがこのキットでした。そのネタ覚えてる人も少なそうだけどな…… パーツを共用してリモコン/シングルのモーターライズ版を
