私はこないだまで、群馬県の西端にある嬬恋村というところの近辺に住んでいました。 西部は一面キャベツ畑というロケーションで、場所によっては地平線が見えるという話でしたが私は見ていない。 ともかく。 いろんな経緯でいろんなキャベツ農家の人と話す機会があり、結果として、農家のイメージを根本から覆されました。 私の母方の実家も稲作+αの農家だったのだけれど、そこを基準とすると、キャベツ農家のじいちゃん方は、なんというかすげえワイルドで、どことなく「開拓民」といった風情がある。 で、以前、といっても、もう2年位前の話ですが、TPPについて聞いた際、意外な反応が返ってきました。 「うちらには正直関係ないと思うから、あまり関心ないな」 そしてこう続く。 「あちらは多分、反対なのだろうが。」 あちら、というのは察するに農協のこと。 嬬恋は、特に村の西側では農協への関与が少ない農家が多く、いさかいとまでは言
TPP協定交渉の 分野別状況 平成23年10月 内 閣 官 房, 内 閣 府, 公正取引委員会, 金 融 庁, 総 務 省, 法 務 省, 外 務 省, 財 務 省, 文部科学省, 厚生労働省, 農林水産省, 経済産業省, 国土交通省, 環 境 省 1 環太平洋パートナーシップ(TPP)協定交渉では24の作業部会が設けられているが,これらの部会は「首席交渉官会 議」のように特定の分野を扱わないものや,「物品市場アクセス」(工業),「物品市場アクセス」(繊維・衣料品),「物品市 場アクセス」(農業)のように,分野としては一つに括りうるものも含まれている。このような会合を整理すると,分野と しては21分野となる。また,作業部会ごとに協定テキストの「章立て」が行われるとは限らず,今後の交渉次第で複数の 作業部会の成果が一つの章に統合され,または,「分野横断的事項」作業部会のように作業部会の成果
大臣: 閣議が終わりましたので、今日は冒頭3点、私の方から申し上げたいと思います。 1つは、法案の閣議決定についてです。今日は、「特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法案」と、今年2月に国会に提出しました「国民年金法等の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案の修正」が閣議決定されました。「特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法案」は、集団予防接種等の際の注射器の連続使用によってB型肝炎ウイルスに感染された方とその相続人に対し、給付金等の支給を行うものです。また、年金法改正法案の修正は、東日本大震災の復興費用に転用された「平成23年度の基礎年金国庫負担2分の1の維持に要する費用2.5兆円」を3次補正で復興債により補てんすることにしたことに対応するものです。両法案とも非常に重要な法案ですので、この国会で速やかに審議をし成立をさせていただけるようお願い
環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への参加問題で、政府の工程表によると農業強化策について今月21日には概要を策定すると明記している。TPP参加には、日本国内の農業改革が欠かせない。 しかし、減反政策や戸別所得補償制度があるため、増収によるコスト低減がタブー視される農業界。 だが、肥料や農機具が発達していなかった戦後間もない頃、1トンを超す多収穫を実現する農家がいた。 そして今、作物が健全に育つ土作り・田作りに取り組む農業経営者が現れ始めた。 タブー視される“増収” 我が国のコメ生産コストに関して、多くの人々は規模の制約でコストが下がらないと言う。規模拡大によって生産コストを下げる努力は当然行われねばならない。しかし、なぜ単位面積当たりの収穫量を増加させることによるコストダウンは問われないのであろうか。さらに、もし農業が農家にとっての仕事であるというのなら、我が国のほとんどの農家が他の先
《THE JOURNAL》 ウィキリークス TPP外交文書を全訳公開 TPPは、端に、関税自由化だけじゃありません。日本の農業だけじゃない。 驚くべきTPPの内容。 「ウィキリークス」が公開した、在ニュージーランド米国大使館の秘密公電、全文。 《THE JOURNAL》による、日本語訳付き。 原文: http://wikileaks.fi/cable/2010/02/10WELLINGTON65.html 日本語訳文: http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2011/05/_tpp.html (以下、《THE JOURNAL》から) 環太平洋連携協定(TrancePacificPartnership、以下TPP)は海外でどう議論されているか。《THE JOURNAL》では内部告発サイト「ウィキリークス」が公開した秘密公電を全文日本語訳で
TPPについて私が知っている二、三の事項/Deux ou trois choses que je sais d'elle. ひとつは歴史的な認識。このごろはTPPですが、これまでにも「貿易自由化」の流れがあったわけで特に目新しいことではない。この自由化を世界的にやろうとした交渉はすでに2003年にメキシコのカンクンで決裂しています。これをホルムグレンは『未来のシナリオ』のなかで「グローバル化の果実を維持しようとする大企業の最後の絶望的なあがき」だったと言っています。「最後の絶望的な」というのは、もちろん、人類の手にできる化石資源エネルギーの量がどんどん減っていく時代だということで、国際的な信用に基づく交易体制も変わっていくだろうし、資源ナショナリズムも当然出てくるだろうからです。資源獲得を巡る「国境紛争」があちこちで起きているのも偶然ではありません。 TPPにしてもそういう変化の時代の文脈
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