前回*の続きです。3月27日の日本経済新聞・夕刊に、心臓でできた血の塊が血流に乗って脳の血管をふさぐ、「心原性脳塞栓症」の再発予防ついての記事がありました。 *前回の記事はこちらです。 脳梗塞について④・入院後の再発に注意。 記事によりますと、〈心原性脳塞栓(そくせん)症にかかる人が高齢化とともに増えている。心臓にできた血の塊が血流に乗って脳の血管をふさぐことで起きる病気で、一度かかると再発する可能性が高い。荏原病院の長尾毅彦医長は「血を固まりにくくするワーファリンという薬を飲んで再発を予防すべきだ」と強調する。〉とのことです。 …ワーファリンという抗凝固薬は、心臓で血栓ができるのを防ぐのに威力を発揮するのですが、効きすぎるとケガをしたときに血が止まらなくなるので、恐ろしい治療と思っている人が多いため、治療する人が少ないとか…。 もちろん、薬の量をきちんと調整すれば問題はないそうです。 …