甲子園で早実・清宮はどんな活躍を見せるのか 西東京大会決勝で早稲田実が優勝した翌々日、四国アイランドリーグオールスターズ(選抜)対フューチャーズ(プロ三軍)戦が行われる大田スタジアムに行くと、各球団のスカウトがネット裏に集結していた。 旧知のスカウトに早稲田実の1年生スラッガー、清宮幸太郎(一塁手)について聞くと、「バッティングが柔らかいところがいいですね」と言う。その批評が通り一遍なので、箝口令が敷かれているのかと思い、「あまり言えませんか」と聞いてみた。すると、こんな答えが返ってきた。 「前に清宮のことを聞かれて、スカウト部長のコメントが『数十年に1人の逸材』みたいに大げさに紹介されたんです」 それに懲りて、マスコミに清宮のことを聞かれても「バッティングが柔らかい」「懐が深い」くらいにとどめておくようにとの達しが出たという。 仕方がないので、今度はパ・リーグのスカウトに聞くと「まだ、清