ガルシアです。 日々のカウンセリングやコンサルティングで、 いろんな質問や悩みに出会いますが、 たとえそのジャンルがなんであれ、 悩みの大半は類型化した いくつかのパターンを持っています。 悩みの構造まで書いていると、 とても今日の分量では書ききれないので、 二つの主なパターンについて書いてみます。 一つ目の代表的な悩みは、 「〇〇じゃなくなるためには どうすればいいですか？」 「〇〇が気にならなくなるためには どうすればいいでしょうか」 「どうすれば〇〇が無くなりますか？」 というものです。 今の状況、今いる場所、今の状態、 それを仮にAとします。 病気や人間関係、お金のこと、 イライラすることや怒りなどの感情や、 やる気や落ち込むことや悲観的なイメージなど、 あなたにとって嫌なこと、不快なことに対して、 「そうならなくなればいいのに」 「どうすればそうならなくなるんだろう」 といった種

ガルシアです。 次回の東京DXコースについて、 先日こんな記事を書きました。 これまでのDXコースとの違いについて、 できるかぎり分かりやすく、 要点を書いたつもりですが、 数人の方からご質問をいただきましたので、 少し違う視点から書いてみます。 前回お伝えした要点はこちら。 【受講生全員に動画とPDFテキストを配布】 これまでDXの動画は、受講生に限り、 ご希望の方へ販売していましたが、 東京13期からは受講生全員に、 各回が終わるごとにPDFのテキストとともに 動画もお渡しします。 （なおバインダーと紙のテキストは、 従来通り会場参加の方のみとします） 【毎月一回オンラインにてフォローアップ】 これまでDXではなかなかフォロー講座などが、 開催できませんでしたが、 これもオンラインにすることで、 月に一度DX生専用のZOOMを開催し、 毎回のテキストの内容の復習や、 様々な質問や疑問に

ガルシアです。 先月に引き続き、 東京で１Dayセミナーを行います。 ◇10月10日（土）東京１Ｄａｙセミナー◇ セミナー概要-潜在意識は大切に ワクワクで行こう 先月久しぶりに、11か月ぶりに 東京で行った１Dayセミナーでは、 久しぶりの方や初めての方など、 多くの方にご参加いただき、 とても楽しく開催できました。 １Dayセミナーでは、 いつも冒頭でお話ししていることですが、 潜在意識とは無意識のことです。 無意識ですから、それを意識的に コントロールすることはできません。 もしも、意識的にコントロールできるのなら、 そこは潜在意識（無意識）ではない、 ということです。 潜在意識はいつも あなたのために全力投球です。 絶対に手を抜きません。 どちらかと言えば、 手を抜いて欲しいくらいの時でも、 常に全力です・・・ どんな人の潜在意識も全力で働いています。 だから、活性化されていない人

ガルシアです。 心の中には良いか悪いか、とか 正誤、善悪という判断基準はありません。 それらはあなたが頭で判断することです。 あなたの心が感じる感覚は、 快か不快か、 好きか嫌いか、 美しいか醜いか、 好みか好みでは無いか、 その二種類だけです。 心の方程式では、 あなたの生き方の《好み》が、 すべての判断基準になります。 でも。 いくら心の中では、 あなたの好みが判断基準だとは言っても、 だからと言って、 好きなことだけやって、 嫌いなことはやらないようにしよう、 という意味ではありません。 やりたいことだけやって、 やりたくないことはしない、 我慢せずワガママに生きる、 ということと、 なりたい自分になろうとすることは 違います。 時には、 やりたくないことをやってでも、 それでもなりたい自分に、 どうしてもなりに行きたい場合もあるはずです。 その場限りの刹那的な快楽で、 やりたいこと

ガルシアです。 昨日こんな記事を書きました。 今日はその補足というか続きを書いてみます。 わたしたちの感情はとっさに感じるものです。 「こんな感情を感じよう」と思って感じたり、 「こんな感情は味わいたくない」と思って、 感じなくさせることはできません。 たとえ1秒前であったとしても、 感じた感情はすべて過去のものです。 あなたはそう感じて《しまった》のです。 そう感じてしまったからこそ、多くの人が、 がんばって感情をコントロールしようとします。 コントロールしたい人がこんなにも多い、 ということは、そのくらい、 感情はコントロールできないものだ、 ということです。 だからこそ、あなたがどんなに、 「嬉しくなろう」とがんばっても、 嬉しくなったりはしません。 だから、どんなに「強く願おう」と思っても、 そんなに強く思っていないものは、 強く願うことが出来ません。 できるのはせいぜい、 《強く

ガルシアです。 いつも自分のせいにしてしまう人がいます。 いつも自分が悪いと思ってしまう人がいます。 人を責められず、 自分ばかり責めてしまう人がいます。 「わたしが悪いんだ」 「わたしのせいだ」と思うことは、 とても辛いことですが、 それでも自分を責めることを やめられません。 やめなきゃと思っても、 何度やめようと思っても、 なかなかやめることが出来ません。 なぜなのでしょうか。 それは周りの人を悪者にしたくないからです。 被害者になって、周りの人を 責め立てるようなことをしたくないからです。 周りの人を悪者にしてしまったら、 自分が責められてしまうのではないか、 と思っているからです。 周りの人に責められるくらいなら、 自分が悪者になったほうが、 マシだと思ってしまうからです。 でも、だからといって、 それで心が安らぐわけではありません。 いつもいつも自分のことを責めていたら、 心は

ガルシアです。 ほんとはそうなりたくて、 好きで始めたことでも、 あなたがそれをMUST、 つまり《やらなければいけないこと》 にしてしまったら、 あなたのヤル気は一気に下がってしまいます。 「なりたい自分になるためには、 やるべきことをやらなければいけない」 もしもあなたがそう考えているのなら、 あなたのパフォーマンスは、 とても低いものになってしまいます。 今まで「やらなきゃ！」と思えば思うほど、 気分がノリノリになった、 なんて経験はなかったはずです。 そもそも、その先の自分になりたくて、 それができるようになったらいいな、 と思ったからこそ、 あなたはそれをタスクにしたはずです。 少なくともあなたのタスクはすべて 《それが終わらない自分よりも、 終わった自分のほうが好ましい》 という《あなたの好み》によって 決められたものばかりのはずです。 たとえそれが会社のノルマであったとしても

ガルシアです。 すべてのことは必然だ、 と言われています。 「あなたにとって必要なことは、 必ずベストなタイミングで起きる」 とも言われています。 もしもあなたが、 心からそう感じたのなら、 それはそれで構いませんが、 もしそう感じていないのなら、 そうは思えないのなら、 なぜわざわざ、自分に、 そう《思い込ませようと》 しているのでしょうか。 あなたはなぜわざわざ、 自分に起きた出来事を、 「必然だった」ということに しようとしているのでしょうか。 なぜわざわざ自分の人生に起きた出来事を、 「必要なタイミングで起きたのだ」 なんて思わなければいけないのでしょうか。 それはあなたが、 「自分の人生に起きた出来事は すべて正しいタイミングで、 正しいことが起きているから」 「必ず必要なタイミングで 必要なことが起きている」 「今のわたしにとっては 必然で必要な出来事だったのだ」 ということに

ガルシアです。 ピンチをチャンスに変えることばかり 考えていると、 ピンチばかりが目に付いてしまいます。 いつも「ピンチに強い私になりたい」 と思っていると、 試されるようなピンチばかりが やってきます。 「ピンチこそチャンス！！」 と思っていると、 ほんとうのチャンスを見逃してしまいます。 ピンチの時にばかり、 「チャンス！」と言っていると、 ピンチの時にしかチャンスが来なくなってしまいます。 「毎日を後悔しないように行動しよう！」 と思っていると、 後悔しないかどうか、 ばかりが気になってしまいます。 でもわたしたちは、 ピンチが欲しいわけでも、 後悔したいわけでもありません。 それなら最初から焦点が違っています。 「後悔しないように・・・」という思考は 後悔するかしないかばかりを いつも気にしてる、ということです。 「後悔しないように！」 しようとするということは、 《後悔する》とい

ガルシアです。 今の自分は自分らしくないから、と ほんとうの自分を探す人がいます。 日ごろ生活をしていて、 なんとなく違和感を感じたり、 今の仕事や人間関係に違和感があって、 「どこかに本当の自分がいる」 「今のわたしは本来のわたしじゃない」 「自分らしく生きていない」 という感じがするのでしょう。 今の自分に対して、 自分らしくない、と感じるのは、 ちゃんとそれなりの理由があります。 心のしくみの原則から、 そう感じるわけを説明することができます。 日ごろの判断基準、思考、行動、結果 そのすべてが《らしくない》 と感じさせる理由になっています。 そうなるべくして、そうなっています。 あなたの今の生活の中で、 それらの《基準》が変わらない限り、 その基準を変えない限り、 自分に対する違和感は、 ずっとついてきます。 世界のどこへ逃げても、 どこまで探しに行っても、 あなたの生き方が変わらな

ガルシアです。 最近潜在意識とイメージの関係について、 《いつどんなメッセージが潜在意識に届けられているのか》 について、微妙に違う角度からいくつか書いています。 最近の記事で繰り返し書いてきたように、 わたしたちが意図的に、 「潜在意識にメッセージを届けよう」 と思っている数よりも、 日常生活の中で様々なことを 考えている瞬間の量のほうが、 圧倒的に多いはずです。 だから、 あなたが日ごろどんなことを考え、 なにをイメージしているのか、 がそのまま潜在意識に伝えられています。 たとえば「マイナスなことやネガティブなことは 考えないようにしよう」と思った瞬間に、 わたしたちはネガティブなことを イメージしてしまいます。 「自分の気に入らないところを何とかしよう」 と思った瞬間に、気に入らないところを、 「そういえばこの前これ、上手くいったな」 と思った瞬間に、上手くいった時のことを、 「こ

ガルシアです。 先日、《お金》《時間》《健康》《起業》 とはただの道具であって、 その先になにもイメージがなければ、 感情は湧いてこない、ということと、 それらと手段と目的の関係について 書きました。 今日はその続きというか、 補足のようなものを書いてみます。 たしかにお金も健康も時間も道具です。 起業もただの手段です。 あなたが幸せになるための手段です。 その先になりたいあなたがいて、 どうしてもそこに行きたくなった時、 初めてそれらの道具が欲しくなります。 道具が欲しくなったとしても、 あくまでもそれらは手段です。 そこに気をつけないと、 時としてぼくらは、欲しさのあまり、 《手段を手に入れること》が 目的になってしまいます。 あなたが目的地にたどり着きたくて、 たまらなくなったら、 自然と道具が欲しくなります。 それを手に入れて、 使いこなしたくなります。 だからいろいろと調べて、