米Deloitte & Toucheは、新聞や雑誌などの紙メディアとオンラインメディアの比較調査レポート「State of the Media Democracy」を発表した。インターネットが普及しても、依然として紙面での情報閲覧を希望する人も多いことが明らかになっている。 同レポートは、米リサーチ会社のHarrison Groupが、米国内に居住する13〜75歳の男女2,200名を対象にして、今春に実施した調査に基づくとされる。調査結果によれば、たとえオンラインで全く同じ内容のコンテンツが楽しめるとしても、雑誌は印刷された紙面で読みたいとの回答者が、全体の7割を超えた。 また、広告に関しても興味深い反応が明らかになっており、インターネット上の広告は目障りに感じることが多いとの回答は約8割に上ったのに対して、雑誌などの広告紙面に関しては、新しい製品サービスなどについて知ることができる重要な