アルコ-ル依存症の患者は、現在全国で100万人を超えていますが、実際に治療を受けている人は全体の5%ほどしかいません。このギャップを埋めたいと、茨城県の北茨城市民病院附属家庭医療センタ-には「飲酒量低減外来」が開設されています。開設したのは筑波大学の吉本尚准教授です。 飲酒量低減外来とは、お酒に関する悩みを抱えている人たちにお酒との付き合い方をアドバイスしたり、アルコ-ル摂取量の調整を試みたりする外来です。 名称を「アルコ-ル外来」とせずに「飲酒量低減外来」としたのは、ちょっとお酒を減らしてみようか、という軽い気持ちで一人でも多くの人に相談に来て欲しいという願いからだそうです。 精神科以外でのアルコ-ル専門外来の設置は国内では初の試みだそうです。従来の依存症治療は飲酒を一切断つ「断酒」が基本なのですが、断酒をすぐに決断できる人は少数派。それに加えて、依存症を治療する精神科の受診に抵抗感を示
![お酒を減らしたい気軽に相談できる「飲酒量低減外来」 - そして男は時計を捨てた・・・はてなブログシェア版](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5c9ed17701d6dc96adfb2e63d83d24ae26ef06cd/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2FC%2FCupidpsyche%2F20200308%2F20200308081304.jpg)