dビデオから「dTV」への名称変更、テレビ専用のアダプタ「dTVターミナル」の登場、新たな「ザッピングUI」の採用――と、日本最大級の映像配信サービスは、4月に大きな変革を遂げた。“黒船”と噂される米大手サービス「Netflix」の今秋上陸をはじめ、他社が4Kやオリジナルコンテンツ提供といった新たな施策を打ち出していく中、dTVは国産VODサービスとして、何を目指し、この局面をどう切り拓いていくのか。BeeTV立ち上げからこのサービスを手がけるエイベックス通信放送取締役の村本理恵子氏に聞いた。 --4月22日に「dTV」として新たなスタートを切られました。リニューアルの狙いを教えてください。 ユーザーの方により使いやすく、楽しんでもらえるサービスを提供しようと進めてきたのが今回のリニューアルです。この春は映像配信サービス事業者の大きな動きが重なったこともあり、他社との差別化を図るため、と見