最近よく耳にする「人材の多様化推進」「ダイバーシティ」という言葉。社会の変化が激しい現代において、企業が変化に対応し生き残っていくには人材の多様性が重要...というけれど、「それって本当?」と思っている人も少なくないと思います。私もその一人でした。 ところが先日「ああ、『変化に対応するには人材の多様性が重要』ってこういうことなんだな」という実感を得る体験をしました。初めて「ダイアローグ・イン・ザ・ダーク」に参加したのです。ご存知の方も多いかと思いますが、「ダイアローグ・イン・ザ・ダーク」は、暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障害者)のサポートのもと、真っ暗闇の中をグループで探検し、対話をするアトラクションです。視覚以外の感覚や、コミュニケーションの大切さに気付く体験ができるとして、企業研修などにも多く利用されています。 暗闇の中では、視覚障害者と健常者の立場が完全に逆転します。普段「見