●親子の概念を逆手にとって作られる親子丼 なかなかおいしかった大豆と枝豆の親子丼。それを見た妻が変な対抗意識を燃やしたのか、次の日に出てきたのはこんなどんぶりだった。
●親子の概念を逆手にとって作られる親子丼 なかなかおいしかった大豆と枝豆の親子丼。それを見た妻が変な対抗意識を燃やしたのか、次の日に出てきたのはこんなどんぶりだった。
多くの人に「子供の頃は苦手だったがいまは大好き」というものがあるのではないかと思う。ぼくの場合、おでんの大根がそれだ。こどものころはなんだか苦くておいしくない、と思っていたがいまでは好きだ。こういう変化を世間では「大人になった」と言う。ぼくもりっぱな大人というわけだ。 大根のほかにもうひとつ大人になってその良さが分かるようになったものがある。「地下歩道」だ。近所に線路を横断するための地下歩道があるのだが、子供の頃はこれが苦手だった。薄暗くてじめじめしてて、なんだか怖かった。しかし、いまでは大好きだ。大人になったものだ。実に立派な大人だ。 今回は、大人になってその苦味を堪能できるようになったぼくが、理想の地下歩道を見つける旅に出ます。 (text by 大山 顕)
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