【産経抄】3月16日-イザ! http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/sankeishou/43464 いきなり岡崎久彦の名前が出てきて、笑ってしまいました。引用されている文章は一見正しいように思えますが、国民全体の意識で政策が変わるというのは、大衆社会を迎えた民主主義国家では当たり前、なのかはともかく、ごく普通の話であって、米国社会の特徴というわけではないでしょう。国民と国家を別のものと考えている(そして国民は自らの代表者ではない国家に服属すべきと考える)産経抄子には、理解できないのかもしれませんが。 そういうわけで米国の政策が全面転換しているのに、まだ“本当の米国”があると信じて、自分の妄想の中にある“米国”に従っていこうとする産経が、ますます哀れになってきます。