ある病気に対し「つらい副作用とひきかえに命が助かる確率が高い」治療法と、「副作用が少ないものの死亡リスクが高い」療法という2つの選択肢がある場合、患者にアドバイスを求められた際には前者を勧め、自分が同じ病気になった場合には後者を選ぶ医師が多いということが、アメリカでプライマリーケア医師(かかりつけ医・一般開業医)約1000名を対象に行われた調査により明らかになっています。 詳細は以下から。Doctors May Choose Different Treatment For Themselves デューク大学の行動科学者で医師のPeter Ubel教授とミシガン大学の行動経済学者Brian J. Zikmund-Fisher教授らは、アメリカのプライマリーケア医師940名を対象とした調査で、「治療法を決めかねている患者にアドバイスをする場合」と「自分が病気となったと仮定して治療法を選ぶ場合」