米アップルが販売する携帯デジタルプレーヤー「iPod(アイポッド)」の円形操作盤に使われている技術をめぐり、東京都内で会社を経営する技術者の男性(57)が「特許を侵害された」として、アップルの日本法人に100億円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が24日、知財高裁であった。飯村敏明裁判長は、あらためて特許の侵害を認めたうえで、アップル側に約3億3千万円の支払いを命じた一審判決とほぼ同額の支払いを命じた。 特許はiPodの前面にある操作盤「クリックホイール」に使われた技術。センサーの下にスイッチがあり、円形の操作盤を指でなぞったり、押したりして、画面上で曲や写真を簡単に選ぶことができる。 男性はこの技術を1998年に発明。使用を望むアップル側との交渉はまとまらないまま、アップルはこの技術を使ったiPodを04年に発売した。昨年9月の一審判決後、賠償額を不服とする男性とアップルの双方が控訴して
東京・渋谷はビットバレーと呼ばれ、IT企業が集まる。その高層ビルのエレベーターに休日の朝、小学生が息せき切って飛び込んできた。向かうは学習塾ではなく、プログラミング教室。つめこみ教育に飽く親は我が子に未来のジョブズやゲイツを夢見ている。 東京を一望できる「渋谷マークシティ」高層階の会議室が教室だった。鈴木拓さん(24)が「開発タイム、スタート」と宣すると、キーボードを打つカタカタという音が一斉に響いた。 まだ英語を習っていないのに、アルファベットや記号を難なく打ち込んでいく。小6の武田夢音(ゆめね)君は小3から自宅のパソコンをいじり始めた。いまは「自分でゲームをつくりたい。大きくなったらゲームをつくる会社に入りたい」。母のWebデザイナー由美子さんは「ここまで本格的な教室はない。本人がプログラミングをやってみたいというので」と通わせることにした。
10日待って手に入れた「iPhone5s」を見せながらアップルストア銀座を出てきた田村哲也さん=20日、東京・銀座店員に拍手で迎えられ、一番にアップルストアに入る田村哲也さん=20日、東京・銀座の「アップルストア銀座」新型iPhoneを購入しようと、アップルストアに並ぶ人たち=20日午前9時40分、東京・銀座、飯塚晋一撮影 【宮地ゆう】約700人が並んだ「アップルストア銀座」(東京都中央区)で20日、一番に「iPhone」を手にしたのは、10日前から店の前に並んでいた茨城県鹿嶋市の会社員、田村哲也さん(44)だった。雨にも負けず、風にも負けず、を地でいった10日間を振り返ると――。 ゴールドの「iPhone5s」2台を手に、田村さんが店から出てきた。「待ちに待ちました。いやあ、思わず笑みが出ちゃいますね」 キャンプ用の椅子や机、大型のバッテリー、寝袋などを持って、長男の大学1年生の志
【北京=斎藤徳彦】米アップルが開発中とされる新機器「iWatch(アイウオッチ)」について、中国ではすでに9社が商標登録を申請していることがわかった。将来、中国で売り出す際の障害となる可能性がある。 アイウオッチは、アップルが日米など世界各国で特許や商標を申請していることが明らかになっている。同社はコメントしていないが、腕時計に似た次世代端末になるとうわさされる。 ところが4日付の北京紙「新京報」によると、中国ではIT企業など9社がこの名前で商標登録を申請中。このうち3社が「腕時計」や「コンピューター関連機器」の分類で申請しているため、アップルが申請すれば競合する可能性がある。さらに、台湾企業がよく似た名前の「iWatching」の商標をすでに登録済みのため、アイウオッチの登録が認められない可能性もあるという。 中国では、スマートホンの「iPhone」やタブレット端末「iPad」の名
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