無料提供だからこそできる、“量より質”のアップデート 世の中のほとんどのソフトウェアは、アップデートで一番大事なのは機能の追加となる。店頭のパッケージとして販売する商品に対して、ユーザーにきちんと価値を感じてもらい、お金を支払ってもらうには、「最新版のソフトは、こんな機能と、こんな機能と、こんな機能もつけました。お得ですよ」とアピールする必要があるからだ。 しかし、OS Xはこのルールに縛られない。なぜならソフトの流通はインターネット経由でMac App Storeを通して行なわれる。パッケージ代や流通、在庫のコストがかからないこともあり、アップルはこれを無料で提供する。だから、あえてお得感や機能の「量」で勝負をする必要がない。 それでは、アップルはどこで勝負をするのかというと、相手によっては伝わりづらい「質」の部分がアップルの土俵となる。 OS X Yosemiteには、実はたくさんの新
![調和と美しさを追求した「OS X Yosemite」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/47cca5f8b5399f25f9236d9353a3ee08bf3cb735/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fpcuser%2Farticles%2F1410%2F17%2Fl_og_yosemite_nobi_001.jpg)