複数の顧客に対して調査を行い、推奨者の割合から批判者の割合を引くことで得られる数値がNPS(ネット・プロモーター・スコア)と呼ばれ、-100% 〜 100% の間の数値で表される[4]。 例えば、10人中6人が9点以上なら、推奨者は60%、6点以下が2人いれば批判者は20%なので、NPSは+40となる。平均的にはNPSが12ポイント増加すると、企業の成長率が倍増し、問題解決のための施策を行った際に、前後調査で数値を見る場合には非常に有効である。 なお、推奨者、中立者、批判者の実数のみ入力すると、NPSを計算してくれる「NPS計算機」が無料で利用できるようになっている。 [5] NPS導入のメリットとデメリット[編集] メリット[編集] シンプルでわかりやすい指標である。 NPSでは一つの質問を設けるだけで良く、スコアも0~10点法であるので、自社のパフォーマンスや顧客の態度を簡単に測定でき