北の地のものづくり 北の地の冬は雪深く、光も少ない。 家の中で過ごす時間が自然と長くなるため、 ふだんの暮らしを豊かにする さまざまな知恵が育まれてきました。 心地よい空間をつくること。 必要なものだけを選び、長く使うこと。 手づくりの温かみを大切にすること。 自然を身近に感じること。 わたしたちRIN&CO.が 大切にしているのは 北の地で考えられ、 北の地で受け継がれてきた、 北の地ならではのものづくり。 暮らしに自然と溶け込み、 毎日をより上質に、 より豊かにする道具を つくり続けること。 それがわたしたちの仕事と考えています。 暮らしにひとつ、北のものを。 福井県鯖江市河和田。 三方を山に囲まれ、 漆の街として知られるこの地は 曇天の多い、湿潤な地域です。 年間の降雨日数は全国でも有数で、 冬にはしんしんと雪が降り続け、 寒さも身に応えます。 人にとっては厳しいこの環境も、 漆が硬