青森市職員が青森ねぶた祭期間(8月2日~7日)の勤務時間後、市役所庁舎内で飲酒する「ねぶた飲み」を長年行っていることが分かった。 市職員が酒気帯び運転で摘発される事案があり市が31日に各課長に出した通達で明らかになった。通達は今年に限ってねぶた飲みを自粛する内容だが、慣例化している庁舎での酒盛りは議論を呼びそうだ。 市によると、ねぶた飲みは市職員の間で使っている表現で、期間中、市の大型ねぶたの運行に参加する職員らが、各課に酒を持ち込んで飲酒する行為。長年の慣行として続いてきた。 市庁舎敷地に隣接する国道7号線が運行コースで、窓からねぶたを眺めて酒盛りする職員もいた。かつては、仕事納めの日などにも庁舎内での飲酒はあったが、最近はねぶた飲み以外、行わなくなったという。 発端となった酒気帯び運転は、男性職員が28日未明、市内で飲酒後に車で帰宅途中、警察に止められ、発覚した。市は事実関係を確認して